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エイズに罹っても一人で悩まないでください

2020年02月25日

検査でHIV陽性の結果が出たりエイズを発症した場合、大きなショックを受けて何も手につかなくなってしまう人は少なくありません。通院治療を続けるための医療費・日常生活や、他の人に対する接し方などについての不安や悩みを抱える人もいます。エイズについての間違った知識によって周囲の人から偏見や差別を受ける恐れがあるため、誰にも相談することができずに一人で悩み事を抱え続けてしまうケースもあります。

自治体や非営利組織(NPO)によって、エイズに関する無料相談窓口が設けられています。無料の電話相談窓口を利用すれば、エイズについての専門的な知識を持つ医療関係者や法律家が質問に答えてくれます。もしも知人や家族がHIVに感染したりエイズと診断された場合でも、不安や悩み事の相談をすることができます。

電話相談窓口では病気の症状や治療方法に関することだけではなく、医療費や職場・学校に関する内容も相談をすることができます。法律の専門家に相談をすれば、法的な権利や国・自治体の支援制度についても教えてもらえます。身近な人がHIV陽性と診断された場合には、電話相談窓口で本人との接し方や感染を防ぐための方法を質問することも可能です。

自分または身近な人がHIVに感染していることが判明して、大きなショックを受ける人は少なくありません。自分または誰か身近な人がHIV陽性と診断された時は、とりあえず電話相談窓口を利用して不安や悩み事の相談をしてみると良いでしょう。相談窓口の電話番号は、インターネットで検索をすると簡単に見つけることができます。

日本国内にHIVに感染している人のネットワークが存在しており、このような組織に加入することお互いに情報交換をする方法があります。治療を受けるためには身体障害者手帳を発行してもらったり、役所で手続をしなければなりません。エイズ治療を受けている人のネットワークを活用すれば、手続きの方法を教えてもらえるでしょう。交流会に参加すれば、同じ悩みや不安を抱えている人と意見交換をしたり、悩み事の相談ができます。HIVに感染して治療を受ける場合には、交流会などを通して同じ境遇の人と情報を共有したり相談をする方法があることも覚えておきましょう。

日本国内でHIV感染者やエイズに罹っている人は約3万人ほどで、日本の全人口に対して0.03%以下です。そのため身近な人にエイズ治療を受けている人がいなかったり、HIVについて間違った知識を持つ人が非常に多いことで不安や悩み事を抱える場合があります。同じ境遇の人が周囲にいないことで、HIVに感染してから自分一人で悩み事を抱えてしまう人は少なくありません。それでも日本には無料の電話相談窓口や、エイズ治療を受けている人のネットワークが存在します。電話相談を利用したり同じ境遇の人々の交流会に参加することで、HIVと診断されたとしても一人で悩まないようにしましょう。